けん玉は、日本古来の昔遊びとして親しまれてきました。どこでも誰とでも遊べる手軽さ、木のぬくもり、室内運動としても魅力的です。今では、競技としての発展性、集中力強化など、各種教育機関から老人ホームまで多種多様に扱われています。

このけん玉は、日本けん玉協会の21世紀認定規格に基づいて製造された最新の級・段位取得及び競技用の認定けん玉です。

特徴は、糸の取付け方法が工夫されているので、従来の欠点である皿胴が抜けるとけんと皿胴、玉がばらばらに外れてしまうといった危険が極めて少なくなっている点や、皿胴の糸付け穴を小皿側へ1ｍｍオフセットしたため、けんを振ったときのバランスがよい点や、曲線を多くし、角を少なくしたデザインのため手になじみやすい点です。

けん玉基本の技は・・・下に下げた玉をまっすぐ上に引き上げ大皿に乗せる。玉を引き上げる時に手の力のみで上げるのではなく、ひざを少し曲げて伸ばすときの力を利用して身体全体の動きで引き上げる。玉を受ける時にもひざを少し曲げて身体全体の動きで玉をやさしく受け止めるようにする・・・など、膝の曲げ伸ばしによる身体全体の上下運動を上手く利用することが、けん玉の全ての技の上達の基本です。