蜜ろう粘土は小さな子どもの指先をつかったり、何かをひねり出す楽しみがあります。
高価な蜜ろう粘土を多くの子ども達と遊ぶコツをご紹介します。
小さな子どもの手で蜜ろう粘土を温かくするために、はさみで切って小さくしてあげます。
年少さんは1枚の1/4、年中さんは1/3ぐらいが調度いいです。
切り分けた粘土はカゴに入れて好きな色を選んでもらいます。
1人一つの色で充分です。
例えば、目をつける為に他の子の色を分けてもらってもいいでしょう。
子どもたちのコミュニケーションも出てきます。作った動物などで子ども達はまた遊べます。
片付ける時は色分けして仕舞う様にしましょう。
仕舞うときは作った形のままでいいですが、次に使う時は先生が形の無い様にしておく様に配慮をしてあげましょう。
夏は出しっぱなしでもいいですが、冬は使う前に人肌のお湯で戻して平べったくします。
コチコチに固まってしまうと、つまんな~いと子ども達の関心が薄れます。
蜜ろう粘土はくり返し遊べますが、手垢が付いたら捨てます。でもホコリを布で拭いたり、形を伸ばしたりなど、メンテナンスをしてあげれば、一学期に一回出した粘土でずっと遊べます。
粘土の日、粘土の時間を作ってあげるのもいいでしょう。
(おかえりの前の時間、雨の日、何かした後)配る時に導入の歌があってもいいですね。何より大人の方が蜜ろう粘土を好きになって粘土細工をお楽しみください。
また、季節のテーブルに蜜ろう粘土で細工した作品を飾ったり、アクリルボードに蜜ろう粘土を薄くのばして貼ったクラフト作品を窓辺に飾るとステンドガラスのような美しい風合いが楽しめます。