絵本の読み聞かせについて

絵本の読み聞かせについて

子ども達は絵本が大好き!
もしも、そうでないという子がいるならばその子は本との素敵な出会いがないだけなのです。子どもと絵本の架け橋になりましょう。
まず、声を大にして言いたいのは絵本とは「親(大人)が子どもに読んであげる本」だということです。決して自分で読ませる本ではありません。(字がある程度読めるようになってもです。)字が読める事と、書いてある事が理解できることは決して同じ事ではないからです。また、赤ちゃんにもぜひ絵本を読んであげてください。

「赤ちゃんには、意味がわからないでしょ」と思われるかもしれませんが、誰でも赤ちゃんにむかっていろんな言葉を投げかけますよね。それらの言葉だって、赤ちゃんには意味がわからないでしょう?だけど、言葉かけをしますよね。それと同じ事なのです。選ばれた絵本の中は、豊かな日本語の宝庫です。日常生活だけでは使用しない言葉がたくさんあります。

それらの言葉をたくさん投げかけられて育つ子どもは、心のポケットにたくさんの栄養(語彙)をたくわえて成長していくのです。すぐに成果は見えないけれど、とても大切な種まきです。