「にじゆら」の手ぬぐいは、人のあたたかな気配が感じられ、昔ながらの染め技法(注染)を最大限生かしながら新たな個性をかけあわせ、今の時代にそぐうかたちで伝えのちのちの世まで残したい・・そんな熱い想いから生まれた手ぬぐいのブランドです。
●注染のこと
注染(ちゅうせん)とは、その名の通り染料を注ぎ、染める技法。一度に20枚から30枚染めることのできるこの技法は明治時代に、大阪で生まれました。一枚の布をじゃばら状に重ね合わせて表からと裏からの二度染めていきますので裏表なくきれいに染まるのが特徴です。また、注染には多くの工程があり、すべてを職人が手作業で行うのでひとつとして同じものは存在しません。職人の手作業だからこそ表現できる、繊細でやさしいぼかしやにじみの何ともいえない風合いが注染の一番の魅力といえます。
●素材のこと
にじゆらが生地として使用している「幸さらし」。日本で織られ、ゆがみが少なく目が詰まっており、他のものと比べ、 じっくり時間をかけて不純物を取り除いた和晒です。これにより丁寧に仕上がった和晒は、染めも美しくなります。また良質な浴衣でも用いられるほど肌あたりが良くなめらかな質感です。
●お手入れ
1. 洗濯の際は、他のものと一緒に洗わず、合成洗剤や蛍光増白剤・漂白剤は 使用しないでください。
2. 洗濯後は、形を整えて陰干しを。
3. 濡れたままでの放置やつけおき洗いはしないでください。 4. 洗濯後は多少の縮みが出ます。アイロンをかける際は、霧吹きで湿らせるか スチームでお願いします。 5. はしの切りっぱなしになっているところが、使って、洗っていくうちにほつれてきたら、 横糸のみハサミで切って処理してください。よりほつれにくくなります。
●手ぬぐいの使い方
1.ぬぐう〜日本手ぬぐいならではの感触
2.壁掛けやテーブルクロス〜季節や気分でインテリアとして
3.ファッション〜スカーフやバンダナ、おしゃれのアクセント
4.包む〜ワインやお酒をラッピングしておしゃれな手みやげ
5.いろいろな柄があり、贈り物としても喜ばれています
6.かさばらないので持ち運びに便利〜とっさの冷え対策にも
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